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2009年

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2009年12月

季節性インフルエンザの原因とは?

季節性インフルエンザの原因とは?

季節性インフルエンザの原因のウイルスはA型2種類とB型があります。 これらのウイルスはさらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異もしています。A/H3N2(香港型)、A/H1N1(ソ連型)、B型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあります。また、それぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるので、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザにかかることがあります。

2009年の春に発生した新型インフルエンザは、その前年までは一度も流行したことがないもので、新しいウイルスが原因となっています。そのため、誰もが抵抗する力をもたないと考えられています。
新型インフルエンザの症状は、季節性インフルエンザとほぼ同じです。
・突然の発熱や咳(せき)、のどの痛み、倦怠感(だるさ)など。
・鼻みず、鼻づまりや頭痛なども見られる。
ただし、吐き気や下痢といった胃腸の症状を訴える方も一部におられます。これは季節性インフルエンザと少し違う点だと考えられます。
多くの方は、かかっても数日間で軽症のまま回復しています。
ただし、一部の方で重症化することがあるので注意が必要です。とくに、糖尿病やぜん息などの持病がある方や妊婦、幼児や高齢者は、重症化する可能性がその他の方々に比べて高いということです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサイン

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサイン

睡眠時無呼吸症候群(SAS)
・昼間の眠気や倦怠感などの症状がある
・終夜睡眠ポリグラフ検査で10秒以上の無呼吸
・低呼吸が1時間に起こる回数(無呼吸低呼吸指数=AHI)が5以上
と定義される病気です。高血圧、うっ血性心不全、不整脈、虚血性心疾患、脳血管障害の発症および増悪因子となります。これは無呼吸低呼吸指数が重症であればあるほど高血圧を発症するリスクが高くなることが明らかになっています。また、突然死とも関連があるといわれています。元来、太った中年男性に多いとされていましたが、顎の骨が小さい小顎症などの顔面骨格の特徴による非肥満例も多いことが分かりました。要するにやせていてもSASの患者さんがいるということでメタボ=SASということではないのです。SASを疑う所見として第一に睡眠時のいびきです。自覚症状がなくても家族にいびきを指摘されているような人はどんどん検査すべきです。いびきは寝ているサインではなく寝ていないサインと疑うことがSASの発見につながります。

SASは放置しておくと睡眠時の高血圧から動脈硬化を引き起こし、虚血性心疾患、脳血管障害などの致命的な疾患につながります。寝ている間に病気が作られるのです。SASの治療は加圧した空気を流し込んで気道閉塞を抑える簡単な人工呼吸器「C-PAP」を用いるのが一般的です。これにより症状は劇的に改善します。残念ながら治るのではないのです。眼鏡と同じで基本的には一生付き合っていく疾患です。いびきがひどい方で、目覚めがすっきりしない、頭痛がある、日中眠気に襲われることが多いなどの症状があれば是非検査を受けて下さい。

2009-12-01 17:23:00

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2009年11月

当院にもAED(自動体外式除細動器)が設置されました

当院にもAED(自動体外式除細動器)が設置されました

一般市民によるAEDを使用した除細動は世界のスタンダード

日本におけるAEDの導入は、2000年に大学主催の市民公開講座で初めてAEDの必要性が紹介されたのを皮切りに、2001年に日本循環器学会でAED検討委員会が発足し、2001年12月には飛行機内で客室乗務員が使用できるようになりました。2003年には、救急救命士が医師の指示がなくても除細動を行えるようになり、2004年に一般市民の使用が解禁されています。その背景には、これまでの救命体制では心停止患者の救命率が極めて低かったという事実です。心臓突然死の過半数を占める心室細動から救命するには除細動が必須であるが、医師や救急救命士の処置を待つだけでは間に合わない。このため、一般市民によるAEDを使用した除細動を認めるのが世界的なスタンダードとなっており、日本でも医師以外の使用を禁止する理由がなかったのです。AEDの普及が、日本でも急速に進んでいますが、一般市民が実際に心停止患者を発見した時に迷い無くAEDを使用できるかというと、まだそこまでには至っていません。
AEDは、突然意識や呼吸がなくなった人に対して用い、必要に応じて電気ショックを与え、心臓の拍動を取り戻すための機器です。心停止患者の胸にAEDの装置をあてると自動的に電気ショックが必要かどうかを判断し、音声で使用方法を教えてくれる。必要のない場合には電気ショックが働かないため、一般市民でも間違いなく使用することができる、いわば「音声ガイド付きの押しボタン式心臓救命装置」です。

AEDを使用するには、特別な講習や資格は必要ありませんが、講習を受けておけば救命の効率を高めたり、いざという時にパニックにならないというメリットがあります。また、全くの素人がAEDを使用して救命できなかった場合や、万が一後遺症が残った場合に責任を負うかどうかという点については、法律上は緊急時の善意の行為として免責される。AEDは講習を受けなくても誰でも使え、たとえ救命できなくても責任を負いません。
AEDによる救命例をみると、空港や駅などの公共施設で報告されている他、マラソン大会やテニス大会などのスポーツイベントでの報告例も多い。一方、ニュースとしても報道されたが、野球部の試合中にボールが胸に当たり「心臓震盪」という状態に陥った生徒を救命できた例とできなかった例が報告されています。

市民による除細動の実施件数は、2005年には全国で41件だったのが、2006年には140件と3倍以上に増加。除細動を受けて1カ月後も生存している率をみると、2005年では27%だが、2006年には32%に上昇し、市民がAEDを使用すれば3人に1人は救命できるようになっている。しかし、心停止全体では、市民が除細動を行った例は1%に満たない。今後は、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、交番、学校などにAEDの設置を進めるなど、地域において救命のためのインフラを築くことが望まれます。

AEDって何?
自動体外式除細動器です。心室細動という不整脈が原因で心臓が止まったときに、元のように拍動を再開させるために、この器械を使って心臓に電気ショックを加えます。裸の胸の上から電気ショックを加えるので体外式と呼びます。自動というのは、器械が心臓の状態を自動的に診断し、電気ショックが必要と判断したら、そのことを音声で救助者に伝える仕組みになっている、という意味です。電気ショックを実際に加えるには音声に従って最後に救助者がボタンを押す必要があり、音声ガイド付き、押しボタン式心臓救命装置ともいえます。

どんなときに使うの?
心臓が止まったときに使います。ですが心臓が止まっているかどうかがわからないときでも、意識がなく、呼吸もしていなければ使うべきです。つまりAEDは治療の器械である前に診断の器械でもあります。ただ同じ心停止でも心臓が微動もしない状況では役立ちません。心臓が小刻みに震えた状態になる心室細動とよばれる不整脈のときのみ、それを治すことができます。両者の違いは器械にしかわかりません。大事なポイントは人が倒れるのを目撃したら、転んだ、気を失った、などと考えずに、心臓が止まったのかもしれない、とまず疑うことです。AEDがそばになければ誰かに持ってきてもらいます。119番通報も忘れないで下さい。

新型インフルエンザ・・・呼吸器症状に注意

新型インフルエンザ・・・呼吸器症状に注意

厚生労働省の11月5日の発表によると、今月3日までに新型インフルエンザにより入院した患者の累計が5,072人に達した。入院患者の年齢層の中心は5~9歳(2,204人)。10~14歳、1~5歳がそれに続いている。一方、死亡者の年齢別内訳では60~79歳が12人と最も多く、40~59歳が9人、20~39歳が8人、5~9歳は6人、1~5歳は3人となった。なお、60歳以上の死亡者では全例が基礎疾患を有していた。現在、日本における新型インフルエンザによる死亡率は0.001%。海外からの報告に比べると格段に低い。「新型インフルエンザでは迅速診断キットの陽性率は50~60%程度と報告されており、迅速検査が陰性であっても、周囲の流行状況や臨床症状からインフルエンザ感染を疑えば、早期から抗インフルエンザウイルス薬で治療を開始すべきと考えられる。また、喘息の既往がなくても、急速に喘息様症状を来し、呼吸不全に陥る可能性があり、呼吸状態悪化時は早期に再診するよう注意を喚起する必要がある。人工呼吸管理を必要とした小児や若年者の重症例では、発熱などのインフルエンザ様症状発現から気管挿管・人工呼吸管理までの期間が短いことが1つの特徴。発熱から数時間のうちに気管挿管による人工呼吸管理に至ったケースもいくつか報告された。保護者がわが子の呼吸状態を評価することは困難な場合が多く、かなり悪化してから受診する例も見られる。鼻翼呼吸、陥没呼吸、多呼吸など小児でよく見られる呼吸パターンの異常を保護者に説明しておくことも有用である。診察時に既に呼吸障害がある患児については速やかに高次医療機関への転送が必要であり、入院治療が可能な受け入れ機関を把握しておくことも重要と思われます。

2009-11-01 17:22:00

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2009年10月

高齢者に肺炎球菌ワクチンを・・・インフルとの併発、重症化防ぐ

高齢者に肺炎球菌ワクチンを・・・インフルとの併発、重症化防ぐ

インフルエンザと併発しやすい肺炎について、予防法を広く知ってもらおうと、専門家や企業などが「肺炎予防推進プロジェクト」を発足させた。高齢者や持病がある人は、肺炎球菌ワクチンを接種することを勧めている。

肺炎は、がん、心臓病、脳血管障害に次いで、日本人の死因の第4位。特に高齢者が季節性インフルエンザやかぜにかかった後に、肺炎を併発して亡くなるケースが多い。肺炎による死者の95%は、65歳以上の高齢者だという。

肺炎球菌は、肺炎の原因の3割を占める細菌。ワクチンによって、肺炎の発症や重症化を予防できる。地域の医療機関で接種できるので、かかりつけ医に相談する。保険はきかず、自費で7,000~8,000円ほどかかるが、接種費用を補助している自治体もある。ワクチンの効力は5年以上続くとみられる。日本では現在、一生に1回しか接種できない決まりになっている。

米疾病対策センターによると、今年5月から8月にかけて、米国で新型インフルエンザに感染して死亡した77人のうち、22人が細菌にも同時感染しており、うち10人は肺炎球菌に感染していた。よって、肺炎球菌ワクチンは、新型インフルエンザによる肺炎の予防にも有効と思われる。高齢者と持病がある人は、〈1〉肺炎球菌〈2〉季節性インフルエンザ〈3〉新型インフルエンザの3種のワクチンを接種するのが理想的。接種の間隔は1週間以上空ける必要があります。現在、このワクチンも入手しにくくなっています。

このほか、肺炎の予防法として、〈1〉外出から帰ったら、手洗い、うがいをする〈2〉適度な運動で免疫力を高める〈3〉歯を磨く時には、歯茎も磨き、口の中の細菌を減らす――などを心がけて下さい。

新型インフル、9月の連休後再び流行拡大

新型インフル、9月の連休後再び流行拡大

大型連休の影響などで減少していた前週の約2倍となった。
いずれも新型インフルエンザによるものと見られ、厚労省は「確実に感染は広がっている」としている。特に大都市圏での発生数が顕著です。10月下旬から医療関係者をかわきりに妊婦、その次に持病のある方と接種が進む予定です。まずは早めの季節性インフルエンザ接種をお願いいたします。厚生労働省は18日、新型インフルエンザワクチンを優先接種する9種類の病気を公表した。季節性インフルエンザワクチンとの同時接種についても、国産の新型ワクチンに限って認める方針を示していますが、接種可能時期が未定ですのでまずは季節性インフルエンザの予防接種をしておく方がよいと思います。

持病がある人約900万人を優先対象としていたが、厚生労働省が9種類の疾患を発表しています。その内訳は〈1〉慢性呼吸器疾患(ぜんそくなど)〈2〉慢性心疾患〈3〉慢性腎疾患(透析患者も)〈4〉肝硬変〈5〉神経疾患・神経筋疾患(多発性硬化症など)〈6〉血液疾患(急性白血病など)〈7〉糖尿病〈8〉がんなどで免疫が抑制された状態〈9〉小児の疾患(重症心身障害も含む)。

それぞれの病気の中で、季節性インフルエンザを発症すると重症化しやすい患者を、特に優先する。〈1〉なら、「ぜんそく患者や肺気腫などで継続して治療を受けている人」になる。

時期がいつになるかは分かりませんが、厚生労働省の方針に従った形で接種していきたいと思いますので、新型インフルエンザワクチン接種希望者は、申し出て下さい。予約受け付けています。

簡便な血液検査で大腸癌(がん)を検出の可能性

簡便な血液検査で大腸癌(がん)を検出の可能性

増加傾向にあるがんの中で、肺がん対策として喫煙率激減、大腸および乳がん対策としてがん検診の推進が特に重要である。大阪府が出している統計を見ると、検診受診率が100%になったとき現在の死亡数は胃がん、大腸がんで50%以上の方が助かります。さらに、子宮頸がんに関しては7割以上の方が助かるのです。がん検診を受けることは大変重要であることをご理解下さい。さて、大腸がんの検診はまず、便潜血反応で陽性が出たら大腸ファイバーで検診を受けるのが一般的ですがこのたび簡便な血液検査によって、非侵襲的に大腸(結腸直腸)癌(がん)を検出できる可能性が2つの研究で示され、ドイツ、ベルリンで開催された欧州癌学会(ECCO)・欧州臨床腫瘍学会(ESMO)共同会議で発表されました。癌に関連する種々の遺伝子の検討を行った結果が発表されました。

その結果、SYNE1およびFOXE1の2つの遺伝子が、大腸癌患者には多量にみられるが、大腸癌のない人にはほとんどみられないとのことです。この検査の感度(癌を正しく判定できた割合)は58%、特異度(癌ではないと正しく判定できた割合)は90%で、別の集団では感度56%、特異度91%であった。早期の大腸癌患者では感度41%、特異度80%とやや低かった。この検査法は大腸内視鏡検査や便潜血検査の代わりにはならないまでも、簡便で受けやすい検査として新たな選択肢となる可能性があります。この研究グループは今年(2009年)末までに7,000人を対象とする試験の実施を計画しているという。大腸癌は17人に1人が生涯に罹患するとされています。大腸内視鏡は極めて感度の高い検査法だが侵襲性が高く、便潜血検査は便検体を医師に提出する必要があることから抵抗を覚える患者もいる。血液検査はすでに多くの診察で実施されていることから、大腸癌の血液検査が一般的になりファイバーが必要な人が少なくなればつらい検査をしなくてすみ、検診率も上がることでしょう。

2009-10-01 17:21:00

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2009年8月

医療用語の「わかりやすい」言い換え提案・・・患者に伝わりにくい57語

医療用語の「わかりやすい」言い換え提案・・・患者に伝わりにくい57語

医療現場では患者に対し今まで以上に説明を尽くし、患者自らがふさわしい医療を選択することを支える姿勢が求められています。国立国語研究所(東京都)はこのほど、患者に意味が伝わりにくい57の医療用語をわかりやすく言い換え、説明する工夫を提案した。同研究所は2007年秋、研究員や医師会、薬剤師会、看護協会、法律家、コミュニケーション学者、ジャーナリスト、患者支援団体などの識者による「病院の言葉」委員会を設立した。同委員会は、よく使われるが患者にとって難解な医療用語の頻度調査と、医療関係者300人から問題の言葉を洗い出す記述調査を実施、収集した約2万語から統計処理で2,000語を抽出した。そこから詳しく検討すべき100語を選定し、インターネットで医師や看護師などの医療関係者約1,600人と患者約4,200人を対象に医療用語の重要度や認知度(見聞き程度)を尋ね、重要かつ患者に正しい意味を理解させておくべき57語に絞り込んだ。患者に言葉が伝わらない原因を3つ挙げた。1つ目は「病理」など言葉が患者にとって一般的でないこと。次に「炎症」など患者が言葉を見聞きした経験があるものの、皮膚の表面に現れる症状のみと解釈するなど正しい理解が得られていないこと。3つ目は「腫瘍」と聞くと、患者は「=がん」と思い込んで落ち込むなど心理的な負担で理解が妨げられてしまうことである。そのほかに以下のような例があります。

伝わりにくい医療用語 認知率(%) 理解率(%) 言い換え
イレウス 12.50% 7.80% 腸の通過障害
エビデンス 23.6 8.5 この治療法がよいといえる証拠
誤嚥 50.7 46.2 食べ物が気管に入ること
生検 43.1 38.5 患部の一部を切取って顕微鏡などで
調べる検査
頓服 82.6 46.9 症状が出たときに飲む薬
合併症 97.6 54 ある病気が原因となって起こる別の病気

医師として説明したつもりでも患者さんに伝わっていないこともあります。その場でわかったつもりでも家に帰って思い出すと理解できていないと思うことがあれば是非次回に質問して下さい。

少量のワイン摂取で寿命が延びる

少量のワイン摂取で寿命が延びる

1日にグラス半分のワインを継続的に飲んでいる男性は寿命が5年長いことが、オランダの研究グループにより報告されました。また、種類にかかわらず少量(1日20g)のアルコール飲料を長期間摂取している人は、飲酒しない人に比べて寿命が2.5年長いこともわかったという。これはオランダの男性1,373人を対象に、1960年から2000年まで飲酒の習慣のほか体重、食事、喫煙、重篤な疾患の診断などのデータを追跡しています。

以下のことが明らかにされました:

  • 少量のアルコールを長期間摂取すると、飲酒しない人に比べて寿命が2.5年延長した。1日20gを超えるアルコール摂取では、2年近い寿命延長が認められた。
  • 1日に平均20g程度のワインを飲む人は、50歳の時点の余命がビールまたは蒸留酒を飲む人に比べて2.5年長く、飲酒しない人に比べると約5年長かった。
  • 適度な飲酒と死亡リスクの低さとの間には関連がみられ、ワインの摂取と心疾患、脳卒中などによる死亡リスクの低さとの間には強い関連がみられた。

この知見は比較的高齢の人に当てはまるものであり、飲酒による利益を得られる可能性が最も高いのは50歳以上の人だという。心疾患リスクを軽減するためには、禁煙、定期的な運動、健康的な食生活および適正な体重の維持などがはるかに重要です。日本でも以前より一合の酒は長寿のもとといわれています。

電子たばこに発がん性物質や有毒物質、米FDAが安全性に警告

電子たばこに発がん性物質や有毒物質,米FDAが安全性に警告

世界的に禁煙の機運が高まるなかで、愛煙家からの注目を浴びている電子たばこ。水蒸気を吸い込むことで喫煙しているような感覚が得られるものだが、形状や利用方法が喫煙と酷似しているため各所でトラブルが発生し、わが国ではJR北海道が列車内と駅施設の禁煙エリアにおける使用を禁止した。こうしたなか、米食品医薬品局(FDA)が電子たばこの成分に発がん性物質や有毒な化学物質が含まれていることを発表。公式サイトで警告を発した一方、専門家は若年者の喫煙誘発を懸念している。電子たばこはたばこに似せた電子機器で、カートリッジ内にある液体を熱で気化させ、その水蒸気を吸い込むもの。カートリッジ内の液体は、チョコレートやミントなどさまざまなフレーバーがついており、海外ではニコチンを含有したものが主流だが、わが国では薬事法に抵触する恐れがあるためニコチンを含まないものがほとんどとなっている。禁煙効果をうたう業者がいるものの、その効果ははっきりせず、疑わしい。FDAは今回、主要2メーカーから発売されているニコチン含有の電子たばこを分析。その結果、1つのサンプルから不凍液に使われる有毒物質ジエチレン・グリコール、他のサンプルからはニトロソアミンを含む発がん性物質が検出された。「たばこ」と呼ばれるものには良いものがないということです。

2009-08-01 17:20:00

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2009年6月

新型インフルエンザ

新型インフルエンザ

新型インフルエンザが発生してからまだ1ヶ月というのに世間ではすでに忘れさられつつあるようです。今後、南半球のインフルエンザシーズンでどのような挙動を取るかが注目されます。現在、オーストラリアでは感染者が急増しており、ヒトからヒトへ感染が進むウイルスの変異に注目しておく必要があります。わが国では、季節性インフルエンザが流行し始める秋から冬にかけて、A型インフルエンザのソ連型(A/H1N1)、香港型、新型インフルエンザの第2波、B型インフルエンザの4種類の流行の可能性が指摘されています。

日本では幸い死者が出ませんでしたが、重症例や死亡例は当初からメキシコに集中しました。弱毒性の見方が強まるものの、わが国ではこうした数値に過度の不安を持つ国民も少なくありません。混合診療のメキシコでは、おもに私立病院で高水準の医療が提供されますが、高齢者や子供が無料で受診できる公立病院では満足な治療が受けられないケースが珍しくないそうです。上気道炎で私立病院に受診し、3日分の抗菌薬などを処方されると1万円ほどになる。メキシコシティーでの平均月収は日本円で4万5,000円程度とされ、国民にとって病院は気軽に受診できる場所でないことがわかる。現地では患者の多くが重症になってから受診しているとの情報もあり、こうした事情が背景にあるのかもしれません。

一方、鶏インフルエンザ(H5N1)のヒト感染例は、5月に入ってからも散発的に続いています。エジプトでは4例の死亡が出ています。ベトナムでも新たな感染者が現れ、死亡者が出ています。まだまだ鶏インフルエンザには注意が必要と考えられます。医療機関における新型インフルエンザ(A/H1N1)ウイルスの感染対策について政府が示している運用指針が、患者数が少数の地域と増加した地域で異なる「1国2制度」の状態です。患者が少数の地域と増加した地域で対応を変えている。例えば、発熱外来について前者では「発熱相談センターに電話のうえ受診」としているが、後者では「一般の患者と交わらない対策が取られた一般医療機関での受診も認める」。また、学校や保育施設については、前者は「市町村単位などでの一斉休業を要請。1週間後に再開検討」、後者は「自治体が個別に判断(季節性インフルエンザと同じ)」としている。このように「1国2制度」状態はおかしいとおもいます。早く統一した「軽度の感染対策」としての位置づけをしていただけるよう望みます。

胃内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)前の禁食、米飯だと10時間必要、パンなら6時間

胃内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)前の禁食、米飯だと10時間必要、パンなら6時間

上部消化管内視鏡の検査前禁食は、日本では前夜9時からが一般的。しかし、米国消化器内視鏡学会(ASGE)のガイドラインでは、禁食時間を固形物で最短6時間、液体は同4時間と規定している。この違いは、パンと米飯の消化時間の違いに由来するようです。米国消化器内視鏡学会でこのたび報告では、パンでは6時間以内に完全に胃内が空になるのに対し、米飯では10時間かかることを確認されました。年齢や性別には関係ないようでした。やはり、検査前日の夜9時からの禁食は正しいようです。当院では、咽頭~喉頭~食道まで診る内視鏡をしており、検査前3~4時間禁食していただけたら、検査できます。

日本脳炎の新ワクチンがついに発売

日本脳炎の新ワクチンがついに発売

日本脳炎の新たなワクチンが、2009年6月に発売された。従来のワクチンが2005年に勧奨中止となってから約4年を経て、ようやく新しいワクチンが医療現場で使用可能となった。マウス脳を用いて製造される従来のワクチンは、ワクチン接種後に重症の急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を発症した例が報告されたことから、2005年5月末に、積極的勧奨を中止するよう厚労省が市町村に勧告していた。この乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(商品名ジェービックV)は、Vero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)を用いて製造されるため、接種によるADEM発症のリスクは低いと期待されます。現在、日本脳炎の定期予防接種スケジュールは、第1期3回(初回接種2回、追加接種1回)、第2期1回の計4回となっている。今回発売された新ワクチンの生産量は約30万個で、対象者全員の必要量に満たない。また、第2期接種における有効性・安全性はまだ確立されていないことから、現時点では第1期の初回接種のみに使用するように勧められています。2005年の勧奨中止によって接種の機会を逃してしまった対象者にどう対応するかは、今後も継続して検討していくそうです。三重県では厚生労働省の方針にかかわらず積極接種を勧めてきましたので他県と比べこのような方は少ないと思われます。新ワクチンの発売当初は供給が追いつかないことや、安全性の確認などの観点から、同省は現段階では積極的勧奨は差し控えるよう通知しています。

イライラ・無気力・動悸など更年期障害と思われる方は甲状腺の病気の可能

更年期障害と診断された患者さんのうち甲状腺の病気が見つかることが多い。甲状腺の病気には良性・悪性の甲状腺腫瘍、甲状腺ホルモンが過剰に出る機能亢進症(バセドウ病)逆にホルモンの分泌が悪い機能低下症(橋本病など)があります。腫瘍の場合ほとんどがホルモンの異常を示すことが少ないので、更年期障害のような症状は現れません。ホルモンが過剰に出ると体重減少、動悸、息切れ、イライラ感がでてきます。多くは女性ですが、男性もあります。必ずしも目が突出したり、首の腫れがあるわけではありません。逆に甲状腺の働きが悪くなる病気が橋本病です。甲状腺が全体に硬くなりホルモンの分泌が悪くなります。うつ病や認知症などの症状が出現し、血液検査でコレステロールも高くなります。心当たりのある方は一度受診をお勧めいたします。

2009-06-01 17:19:00

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2009年5月

新型インフルエンザ

遂に日本国内でも新型インフルエンザが確認されました。日本だけにインフルエンザ流行が阻止はできないと思います。新型インフルエンザの国内流行が懸念される中、冬季に流行する季節性インフルエンザの患者が4月下旬時点で、約17万人と例年をやや上回っています。この時期に発熱などの症状が出ても、季節性インフルエンザの可能性が十分あり、落ち着いて対応して下さい。季節性インフルエンザは例年、1~2月にA型が、2~3月にB型が流行する。通常は片方のタイプだけ流行することが多いが、今年はA、B型とも流行。現在もB型を中心に多くの患者がいると考えられる。インフルエンザの終息は例年、早くて5月の大型連休明けで、遅いと6~7月までかかることもあります。

この新型インフルエンザの呼称をめぐり、世界保健機関(WHO)は30日、「インフルエンザA(H1N1)」に改めると発表、従来の呼称「豚インフルエンザ」を取り下げた。これは豚に対する偏見を避けることと、いまや人から人に感染するウイルスになっているからです。新型インフルエンザと疑われる症状が出たとき、どうすればよいのだろうか。感染があまり広がっていない段階では、まず発熱相談センターや保健所の相談窓口に電話する。直接病院に行くと、来院者の間で感染が広がる恐れがあるからだ。保健師や医師らが、症状、海外渡航歴、感染者とかかわった可能性があるか、などを聞く。感染の疑いありと判断すれば、発熱外来の受診を指示する。
発熱外来は、新型の感染の有無を調べる専用窓口で、病院や保健所などに設置される。病院に受診する前に、まずは電話で連絡していただきたく思います。

(1)保健所発熱相談センター窓口

相談時間 8時30分~17時15分(土日・祝日を含む)
連絡先 ・鈴鹿保健所 企画福祉課 059-382-8671
・津保健所 健康増進課 059-223-5185
※四日市市保健所発熱相談センター059-352-0594

(2)健康危機管理室発熱相談センター窓口

相談時間 9時~21時(土日・祝日を含む)
連絡先 電話 059-224-2339
FAX 059-224-2344

※なお、発熱相談センターについても、感染防止のため直接の来庁はご遠慮下さい。

2 発熱外来

二次医療圏(北勢、中勢伊賀、南勢志摩、東紀州)単位で県内10ヶ所に設置します。

  • 北勢   市立四日市病院、三重県総合医療センター、四日市社会保険病院
  • 中勢伊賀 三重中央医療センター
  • 南勢志摩 松阪市民病院、松阪中央総合病院、済生会松阪総合病院、山田赤十字病院
  • 東紀州  尾鷲総合病院、紀南病院

発熱外来では、簡易検査が行われる。約15分で、新型を含むA型ウイルスに感染しているかどうかが分かる。陽性の場合、症状の程度にかかわらず、この時点で専門の医療機関に入院しなければならない。その後、季節性のものか新型かを特定する詳しい検査を受ける。新型と分かれば、家族らにも外出の自粛が求められ、自治体が経過を確認する。しかし、大流行期になると、都道府県は感染拡大を防ぐための入院措置をやめ、症状の軽い人は自宅療養させる。発熱外来では、判断基準を感染の有無から症状の軽重に切り替え、重症者だけを入院させる。対応できるすべての医療機関で診察や治療を行う。新型に感染した疑いが出て入院した場合の費用は、保険と公費でまかなわれ、原則、自己負担はないとのことです。

ブロッコリー(特にスプラウト)は胃潰瘍、胃がんに有効

ブロッコリー(特にスプラウト)は胃潰瘍、胃がんに有効

1日に約70gのブロッコリーの新芽(スプラウト)を食べると、胃潰瘍のほか、おそらく胃癌(がん)のリスクも軽減されることが、東京理科大学教授の谷中昭典博士らの研究で明らかにされました。

これまでにも、ブロッコリーの摂取により食道癌、膀胱癌、皮膚癌、肺癌をはじめ多数の癌のリスクが低下することが示されています。この予防効果をもたらしているのは、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという成分だという。2002年にスルフォラファンが胃潰瘍の原因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌(H.pylori)の殺菌効果を有する可能性を初めて記載されました。

今回はスルフォラファンの豊富なブロッコリー・スプラウトの摂取によって、胃の損傷および癌リスクと密接に関連するピロリ菌が減少するかどうかを調べたところ、半数は1日70gのブロッコリー・スプラウト、残りの半数はスルフォラファンを含まないアルファルファ・スプラウトを摂取。8週間後、ブロッコリー群にはピロリ菌の感染レベルに有意な低下がみられたが、アルファルファ群には低下が認められなかった。スルフォラファンはブロッコリーを歯でかんで細胞が壊されたときに初めて形成され、それによって肝臓から発癌物質を不活性化させるのに重要な酵素が産生されるという。食事に取り入れる量を増やせば、有益な生物活性物質の産生を促すことができ、ブロッコリーでもよいがブロッコリー・スプラウトだとなおよい。
しかし、中には錠剤などで簡単にスルフォラファンを摂取しようとする人もいます。錠剤でも何もしないよりはいいが、植物に含まれるさまざまな成分を併せて摂ることによって効果が発揮されると考えられ、抽出して錠剤にしても必ずしも効果が得られるとは限らないようです。

2009-05-01 17:17:00

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2009年3月

スギ花粉症患者のモーニングアタック

スギ花粉症患者のモーニングアタック

花粉症における鼻の主症状はくしゃみ、鼻汁、鼻閉です。
くしゃみは花粉が鼻の粘膜に付着し、粘膜から化学物質が遊離され、神経を伝わって脳のくしゃみ中枢を刺激し、くしゃみを起こす神経を下って爆発的な呼気であるくしゃみが生じます。
鼻水は脳に伝わった刺激が別の神経(副交感神経)を刺激し、鼻の粘膜にある鼻汁を出す腺細胞から多量の水分を出す。しかし、鼻閉は鼻粘膜で放出される化学物質の血管への直接作用によって血管拡張、血管透過性亢進(血管から水分が滲み出す)によって粘膜が腫れてくるのです。
くしゃみや鼻水は花粉に触れた直後に起こりますが、鼻閉は直後にも起こりますが、5-6時間後に再び起こります。

起床時にくしゃみや鼻汁が多い現象は「モーニングアタック」と呼ばれます。
身体機能は活動時に優位に働く交感神経と休息時に働く副交感神経によって自立的に調整されています。アレルギー反応は交感神経優位のときは起こりにくく、副交感神経優位のときに起きやすい。睡眠中は副交感神経優位ですが、脳の反射機構も停止していますので不思議に発作は起こりません。起床直後は副交感神経優位のため発作が起こりやすいのです。しかも、家の中に入り込んだ花粉が活動の開始とともに舞い上がり、それを吸入することも大きな原因です。

対策として布団の中で足首を前後に動かす運動を3から4回おこなうことが推奨されています。
同部の筋がポンプのやくわりとなり全身の血流を促すため、交感神経系が活動し始め、頭もすっきりする。この状態で起きると、わずかな花粉にも反応する現象は回避できます。また、起床後にマスクをすることも勧められます。

受動喫煙・・・煙を吸うだけで重大な健康被害を受けます

受動喫煙・・・煙を吸うだけで重大な健康被害を受けます

最近、自分の意に反して煙を吸わされている受動喫煙が問題視されています。

タバコの煙には喫煙者が直接吸い込む「主流煙」と、タバコが燃えるときに立ち上がる「副流煙」、喫煙者が煙を吐き出す「呼出煙」があり、後者2つが受動喫煙に当たります。
実はフィルターによって煙を希釈する主流煙より、副流煙のほうが一酸化炭素、タールなどの有害物質をたくさん含みます。とくにアルカリ性のアンモニアを多く含むため、目や、鼻、のどなどの粘膜を強く刺激します。
煙に慣れている喫煙者はすぐに回復しますが、非喫煙者は体に大きな負担がかかります。

一般に副流煙を2秒間吸っただけで心拍数増加や血管収縮が認められ、肺がんや心筋梗塞、脳卒中などのリスクも喫煙者と同様に高まります。家庭内で喫煙する場合、換気扇や、空気清浄機の前で吸っている人もいますが、有害物質を除去する効果はほとんどありません。ベランダなど屋外で吸った場合も毛髪や衣服に付着したり、肺に残っている煙が室内に持ち込まれます。
夫からの受動喫煙は妊婦のアトピー性皮膚炎の危険因子である可能性が示唆され、気管支喘息だけでなくアトピー性皮膚炎にも悪影響を及ぼす可能性があるとの報告があります。

当院で行っている「飲む禁煙治療薬」は大変有効です。この薬で禁煙できた方がどんどん増加しています。是非、禁煙できずにお困りの方はご相談下さい。

2009-03-01 17:16:00

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2009年2月

2009年2月味覚障害と舌痛症

2009年2月味覚障害と舌痛症

味が分からない味覚傷害の方は特に女性に多く見られます。原因にはいろいろあり、服用薬剤によるもの、全身疾患の一つである場合、亜鉛欠乏によるもの、嗅覚障害に伴うもの、舌炎によるもの、口腔アレルギーによるものなど多種多様であります。

薬剤の使用上の注意に、副作用として味覚に関する異常がはっきり記載されている薬剤は、一般名称として150種類以上の多岐にのぼります。これらの多くは副作用に「味覚障害」あるいは「味覚異常」と記載されていますが、「自発性の苦味」に関するものも多く見られます。

亜鉛はヒトの必須微量元素の一つであり、亜鉛酵素として多くの重要な代謝に関与しています。ラットを亜鉛欠乏状態に飼育すると、30%から70%に味覚障害が出現してくるそうです。

亜鉛の多い食品は緑茶、抹茶、カキ(牡蠣)、小魚、ココア、ごま、アーモンド、海草、玄米、そば、黄粉、卵黄、麩、椎茸などがあります。薬として亜鉛を投与もいたします。亜鉛を投与してもなかなか治らない方も多いのが現状です。嗅覚障害に伴うものは嗅覚が戻れば味覚も回復いたします。

結構多いのが舌炎によるものです。当院で舌炎の治療(処置)をしてあげた方はほとんど回復しています。舌が痛いとか違和感がある方は診察を受けて下さい。年齢の影響、神経症、抑うつ状態とかで説明を受けている方も結構多いように思います。

バセドウ病と運動

バセドウ病と運動

バセドウ病は甲状腺機能亢進症の一つで、甲状腺ホルモンが過剰に出る状態です。

過剰に出ると心拍数増加、収縮期血圧上昇など心血管系に影響を与えます。また、未治療の甲状腺機能亢進症患者の6から8割の方に筋力低下を起こすといわれています。よって、甲状腺機能亢進症の状態では激しい運動は避けるべきと思われます。

甲状腺機能を評価する値としてFT3,FT4,TSHの3つがありますが、FT3は体内に循環している甲状腺ホルモン、FT4は甲状腺より分泌されているホルモンです。TSHはこれらのホルモンを調整するホルモンです。

甲状腺ホルモン値が正常でもTSHが低い状態は潜在性甲状腺機能亢進症といわれ、心臓の不整脈(心房細動)を起こす確率が5倍といわれています。これはバセドウ病の治療過程で起こりえるものですからこのような場合にも運動に対して注意する必要があります。激しい運動は甲状腺機能が正常化したあとに行うようにして下さい。

2009-02-01 17:15:00

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2009年1月

2009年1月喫煙者の禁煙後の体重増加 1月号

2009年1月喫煙者の禁煙後の体重増加 1月号

禁煙すると太るのが気になるという喫煙者も多いようです。禁煙で体重が増加する原因として次の3つが挙げられます。

1.食事量が増える・・・食べ物の味が良く分かるようになり、喫煙中よりおいしく感じて沢山食べる。タバコを吸えない口寂しさから常に何か口に入れようとする。
2.消化吸収が良くなる・・・胃腸の血液循環が良くなり、胃腸の働きが良くなるため、同じ食べ物を摂取しても栄養分の消化吸収が高まる。
3.代謝系の回復・・・喫煙中は交感神経が亢進され、無駄なエネルギーを消費していますが禁煙すると、副交感神経が亢進され、無駄な消費がなくなる。

実際、3人に2人に体重増加がみられますが、2キロ程度です。これは体の機能が回復した証拠です。体内に沢山の酸素が取り込まれ、呼吸器の状態も良くなるため運動能力もあがります。体重増加は通常3ヶ月もすれば落ち着きます。運動を習慣にすれば太りにくい体になります。
また、運動を新たに始めた人は禁煙持続率が倍増するという調査結果があります。逆に喫煙をすれば痩せられるかというとこれは間違った定説です。アメリカの護師の集団での追跡調査したところ、新たに喫煙を始めた人のほうが非喫煙者より体重が増加したという結果があります。タバコで痩せるという考えは存在しません。

2009-01-01 17:06:00

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