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舌がん

舌がんについて

舌は、味を感じ、食べ物をのどの奥に送る働きをしているほか、発音を調整する重要な器官で、舌が痛いと日常生活に影響が出る。舌が痛い場合は舌がんのこともある。日ごろから、舌を自分で調べる習慣を着けて下さい。

舌がんは、がんの部位別では少ない方だが、口腔のがんのうち半分ぐらいを占めている。
舌がんには、幾つかのタイプがあるが、多いのはかいよう性舌がんで、初期には、口内炎(アフタ)や、舌を誤ってかんだり入れ歯とこすれたりすることでできる外傷性かいように似ている。

舌がんは、初期のうちは何かおかしいという違和感や痛みを感じることがある。この痛みは、がんの部分に食べ物や歯が当たったときや、酸っぱいものや塩辛いものなどの刺激があったときに感じる程度だ。舌の痛みは、口内炎や外傷性かいようの場合も感じるが、舌がんの初期の方が軽い。
舌がんは、このように痛みが軽いため、がんか良性のものかを見分けるには、目で見た方が分かりやすい。

舌がんと外傷性かいようは、両方とも舌の側縁部(横側)の奥歯の辺りにできやすいが、形状がかなり異なる。がんの場合は縁がギザギザなのに対し、口内炎や外傷性かいようは縁がきれいだ。また、口内炎は周囲が赤みを帯びているのに対し、がんは周囲を触ってみると硬い。

口内炎や外傷性かいようは、普通2、3週間で自然に治る。しかし、舌の粘膜が白く厚く硬くなる白板症(白斑=はん=症ともいう)の場合は、がんになる可能性もあります。
舌の痛みで受診した場合、舌を目で診る視診や、指で触れる触診をし、慣れている医師なら9割以上の確率で癌かそうでないか診断できます。最終的な診断は一部切除して病理診断します。

舌がんの初期(直径2センチ未満)の場合は、病理診断と治療をかねて病変の摘出を行います。病変が小さくてもすでにリンパ節転移を起こしているものもあり、予後が悪くなります。小さいからといって安心できないのが舌癌です。

舌がんは、初期なら90%以上は、味覚や発音の障害を残さずに治すことができます。舌は、鏡に映せば自分の目で見えるので、歯を磨くときなどに観察するといいでしょう。いつもと違っておかしいと思ったり、かいようが3週間以上治らなかったりした場合は、診察を受けて下さい。

好発年齢

50歳代後半ですが、50歳未満が約1/4を占め、20~30歳代の若年者にも時々みられます。

原因

舌がんの原因はまだ明らかではありませんが、飲酒・喫煙などの化学的な慢性刺激や、歯並びの悪い歯が常に当たる機械的な慢性刺激などが誘因と考えられています。

舌は自分で鏡を用いて見ることができるためか、約2/3は早期の状態で受診されます。
しかしながら、舌がんの中には早い時期から頸部リンパ節に転移して急速に進行する極めて悪性度の高いものもあります。
治療時にリンパ節転移が認められる、あるいは手術時に認められた方はそうでない方の生存率が約半分になってしまいます。舌がんの予後は腫瘍の大きさだけではないということです。基本的に舌にできものができたら、放置せずに専門家に診てもらうことが重要です。

当院の患者さんAさんの場合

他院で舌がんで舌を半分取らないといけないといわれ、心配になり当院へ来院されました。
当院では悪いところだけ切除して白斑を含むほとんどの舌を残しました。
この方は舌の白斑症で一部がん化していました。経過を見ながら、がんができたら当院の外来手術でがんの部分のみ切除を繰り返しながら、何年も機能障害なく生きておられます。

最後に・・・

当院では、私が診断し、入院・手術が必要な場合は入院可能施設(三重中央医療センター)にて行い、術後も経過をみております。
沢山経験がありますので、適切な治療方針やその治療が提供できると思います(経歴をご覧下さい)。
また、他院やセカンドオピニオンを希望される方には、その希望に沿うようにいたします。

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