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2016年4月

既にスギ花粉の飛散ピークを越えて小康状態ですが、
最近はヒノキ花粉が飛散し始めています。
4月上旬にはヒノキ花粉の飛散ピークを迎える可能性があります。ご注意ください。

せき喘息にNO検査を

せき喘息にNO検査を 風邪を引いた後、ずっと咳が続いている、電話中になぜか咳き込む、明け方、咳が出て目が覚める…。そんな症状に心当たりのある人は「ぜんそく」か「咳ぜんそく」かもしれない。咳はこれらの病気の代表的な症状で、2カ月以上続く慢性の咳の約7割を占めるという報告も寄せられている。ただ、紛らわしい病気もある。鼻水がのどに流れ落ちる『後鼻漏(こうびろう)』が咳を誘発することも。これはアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎で起こりやすい。また逆流性食道炎でも胃酸が刺激となって咳が出る。咳ぜんそくと間違われやすい。
 では、ぜんそくと咳ぜんそくはどう違うのか。咳ぜんそくは、ぜんそくの前段階。症状は咳だけで、ぜんそくのような息苦しさはない。ただし、放っておくと5~10年で3人に1人がぜんそくに移行する。ぜんそくの場合は、呼吸時にゼーゼーヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)が起こるのが特徴的だ。
咳ぜんそくもぜんそくも、症状が出る原因は同じ。空気の通り道である気道が炎症のために狭くなっている。咳ぜんそくの場合、狭窄は軽度だが、気道の粘膜に好酸球(白血球の一種)が少し増えていて、炎症が起こっている。患者数はいずれも増加中で、この30年間で約3倍に増えています。女性に多く、全体の3~4割は大人になってから発症します。なりやすい人は花粉症などのアレルギーがある、子どものころにぜんそくだったという人に多い。発症の引き金は、ダニなどのアレルゲン、風邪、気温や気圧の変動、精神的ストレスなどが代表的。
 ほかに、月経時にぜんそくがひどくなることもあります。女性ホルモンの関係も指摘されているが、詳しい仕組みは分かっていない。また消炎鎮痛薬のアスピリンの服用で症状が出ることもある。また。肥満の女性はぜんそくを発症しやすいし、重症化もしやすい。肥満度が上がるほどリスクが高くなる。理由は大きく2つ。肥満によって肺が押し上げられ、肺活量自体が低下するため、そして、脂肪細胞からぜんそくを悪化させる生理活性物質が分泌されるからだという。もともとアレルギー体質で、年とともに太ってきた…という女性は特に要注意です。
 ぜんそくの検査でよく行われるのが肺機能検査です。スパイロメーターという機器で、息を思い切り吐いて呼吸機能を調べる。ただし、咳ぜんそくの場合はこの検査では異常が出ないので、呼気中の一酸化窒素濃度(NO)を調べる新しい検査法が有効。もちろん、ぜんそくの診断にも使われる。このぜんそく・咳ぜんそくの新しい検査法として注目されている呼気NO(一酸化窒素)検査は、気道に炎症細胞の好酸球が増えると、呼気中のNO濃度が上がる。これを測ることで気道の炎症程度が分かる。フーと息を吹き込むだけの簡単な検査で、数分で終わります。2013年から保険適用に。検査は3割負担で720円です。
 この検査で初めてぜんそくと診断され、夜よく寝れるようになった方もいられます。
  

「酒は百薬の長」を否定する解析結果

「酒は百薬の長」を否定する解析結果 これまでの研究では飲酒のさまざまな健康効果が示唆されてきましたが、今回、適量のアルコールが寿命を延ばすという見解に疑問を呈する研究結果が新たに示されました。
 オーストラリア国立薬物研究所のTanya Chikritzhs氏らによると、87件の研究をレビューした結果、全く飲酒をしない人に比べて、適量の飲酒をする人に生存期間の面で利益は認められなかったという。病気による禁酒を考慮していない研究を除外したところ、適量の飲酒による寿命への利益は認められなかったという。また、飲酒する人のなかで最も結果が良好であったのは、実は“時折(10日前後につき1杯未満)”酒を飲む人でした。中高年者の少量から中等量の飲酒は、良好な健康状態であることの指標であって、原因ではない可能性が明らかになってきている。
 アルコールを楽しむのはよいが、酒を薬のように考えるのは間違っており、過剰に摂取すれば依存症や有害な影響があることを考えると、ほとんどの人にとっては、健康のためには飲酒量は少ないほどよい。他の研究ではヒトや動物の実験で、少量の飲酒(特にワイン)がアテローム性動脈硬化症や冠動脈疾患のリスク低減と関連することが示されている。一方、実験でアルコールの有益な効果が示されていることを認めるが、飲酒をすれば乳がんなどの一部の疾患リスクが上昇し、効果が相殺される可能性もあることにも注意が必要である。
 休肝日を設けてお酒は楽しみましょう。