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2020年10月

秋冬コロナ対策 インフルのワクチン接種が重要に・・・早めに予約お願いします

65歳以上の方は10月1日より優先的に それ以外の方は10月26日から接種致します

気がつけばカゼやインフルエンザの季節も間近に迫っています。秋冬は新型コロナの感染拡大も懸念されています。コロナ禍でインフルエンザも流行すると、医療機関に人が殺到し、再び混乱する事態に陥りかねません。さらに、インフルエンザに感染すると、新型コロナの感染リスクや重症化リスクを高める可能性があるという指摘もあります。新型コロナ感染症の流行は、第2波が既にピークを超えたといわれていますが、今後は気温の低下に伴い、密閉状態の室内で人と会う機会も増えてくる。湿度の低下も感染リスクが高まる要因になります。

インフルエンザワクチン接種が新型コロナの重症化を防ぐ

今年の秋冬は、インフルエンザワクチンを打つことが非常に重要な意味を持つといわれています。インフルエンザワクチンを打っても当然新型コロナ感染症の予防にはなりませんが、万が一どちらかを発症している途中でもう一方に感染してしまうと、若者でも症状が重症化する可能性が高まる。そのリスクを避けるために今できることは、早めにインフルエンザワクチンを受けておくことが必要です。ワクチン接種は自分のためだけでなく、大事な人や自分の属する職場や家族に感染を広げないことにつながる。来年1月には新型コロナワクチンの接種が始まるという見通しもあるが、ワクチン入手が先延ばしになる可能性が大きい。いつになるかわからない新型コロナワクチンに期待するよりも、早めのインフルエンザワクチンの接種や手洗い・うがい、マスクの着用など、今できることを徹底するのが最善です。

新型コロナの後遺症

感染予防に配慮する人が増え、PCR検査の対応件数も増加。一定の治療方針が確立したこともあり、新型コロナに感染した人が重症化することは減ったといわれている。だが、安心はできません。回復後も後遺症がみられるという報告が、各国から相次いでいます。

多くみられるのは倦怠感や息苦しさ、関節痛が続くというもの。さらに、罹患時に軽症でも心臓に傷が残る可能性がある。

コロナ感染症によって小さな血管に血栓ができることがあるので、その影響で心筋などに影響が残った可能性があるといわれています。

家庭内感染の対策・・・手洗いは流水だけでも意味あり うがいも水で十分です

今回のコロナ禍で、アルコールなどの消毒薬を使用する人が格段に増えました。本当に消毒効果のある製品を使っていても、爪の中や指と指の間など細かな部位までしっかり消毒できているかは怪しい。消毒剤を過信せず、基本的な対策はこまめな手洗い・うがいだけでも効果があります。

感染者の自宅内ウイルス量を調べた海外の調査報告によると洗面台や浴室の排水口内に多くウイルスが検出されています。水には、アルコールやせっけんのように、ウイルスを不活性化する作用こそないが、流水で除去することはできます。手洗いの重要性を説く理由は、ウイルスが皮膚の上で数時間生存することがわかってきたからです。流水でのこまめな手洗いと水うがい、帰宅後のシャワーで十分ウイルスを家庭内に持ち込むリスクを低下できます。

マスクの有効性・・・通院、会話時には不織布 息苦しいならウレタンや布マスクを

さまざまな素材のマスクが入手できるようになってきたが、効果に違いがある。素材別にウイルスの捕集効率を調べたところ、不織布以外のマスクは通気性はいいが捕集効果は低かった。ウレタンや布マスクで3割程度、不織布で8割前後のウイルス捕集効果が確認されています。不織布マスクは3層構造のものが基本で、中間の1層が製造工程で静電気を帯びるため、微細なウイルス粒子を吸着できます。不織布タイプの洗濯は避けたほうがいい。水や洗剤の界面活性剤で静電気が消えるからです。

新型コロナ、なぜこんなに「無症状」が多いのか?

新型コロナウイルス感染症で厄介なのは、誰が感染を拡大させているのかが見えづらいことです。前日には「元気」だったので大勢の人と接したが、翌日になって咳、熱、疲労感に襲われ、感染していたことに気がつくことがある。米疾病対策センター(CDC)の推計によれば、そんなふうに症状が出る前の人がウイルスをうつすケースは、感染例のおよそ半数を占める。ウイルスに感染していても全く症状が出ないので実態をつかみにくい。知らない間に感染が広がるのは、インフルエンザやかぜなどのウイルスも同じです。しかし、新型コロナウイルス感染症では極端に把握が難しく、したがってコントロールも難しい。どこも調子が悪くない人は、そもそも検査に行くこともないため感染拡大の調査が困難です。

説① 無症状の人はそもそもウイルスの量が少ない?

説② コウモリのような免疫系を持っている可能性。コウモリはウイルスを保有していますが、全く症状が表れません。特殊な免疫反応によってウイルスを抑え込んでいる?

説③ 新型コロナウイルスが細胞に感染する際の入り口となる「ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)」というタンパク質を多く持っている人は、より高リスクがある?高齢者は全身や、ウイルスにさらされやすい鼻にACE2を若者より多く持っている。また、肥満の人もACE2が多い。

説④ すでに複数種類のコロナウイルスに暴露されているため、新型コロナウイルスに対する部分的な防御態勢が出来ている。それが新型コロナウイルスに感染したときの危険度を下げている?

新型コロナウイルス感染症の症状とされるものは日々増えつつある。現在では、味覚や嗅覚の喪失、足の指が紫色になるほか、吐き気や下痢など消化器系の症状なども、典型的な症状の中に含まれている。軽い症状にどんなものが多いのかがわかれば、感染者を迅速に特定し、隔離することができるようになります。

転倒予防やめまい改善に期待…小脳トレーニング

寝たきりのきっかけになることもある「転倒」。転倒してしまう原因は足腰の「筋力の低下」ですが、「小脳」の機能も大きく関係しています。小脳はバランスのコントロールをつかさどり、転倒を予防し、めまいの改善にも効果を発揮しています。
「小脳トレーニング」とは、いったいどんなものなのでしょうか?
“小脳力”セルフチェック…まずは自分の小脳がしっかり働いているかどうかを簡単に短時間でチェックできる方法があります。
一方の足のつま先ともう一方の足のかかとをくっつけて、両足が一直線になるようにして立ちます。右足が前でも左足が前でも大丈夫。ご自分の好きな方で立ってみてください。
腕を組んで目を閉じたらスタート。この状態で20秒間しっかり立っていられたら、大丈夫です。(ふらついて立っているのが難しいと感じたら、無理をせずに目を開けて中止してください。万が一、転倒した場合に備えて、周りに物がない安全な状態で行ってください。)

小脳の機能を鍛えるための2種類のトレーニング法

1.両手を前に伸ばして、親指を立てます。両手の位置は肩幅くらいが目安です。顔を動かさずに目だけをなるべく早く動かして、左右の親指を交互に見つめます。この動作を10往復行ってください。
2.片手を前に伸ばし、もう片方の手であごが動かないよう固定します。そして前に伸ばした方の手の親指を立てて、左右に大きくゆっくりと動かし、その親指を目で追うようにします。こちらも10往復です。
この2種類のトレーニングを1セットとして、1回に3セット行ってください。
朝・昼・晩と時間をあけて、1日3回行うと効果的です。長く続けることが大切です。
トレーニングは必ず座った状態で行ってください。また、気分が悪いと感じたら無理せずに中止してください。